「大阪のおばちゃんことば」を用いて小さな援助行動を促す、きっかけのデザイン

  • 大学院研究員

青山 優里
長谷川 霞

研究概要

22年度修士研究にて開発したワークショップの社会実装および効果検証を23年度に引き続き実施。24年度は企業やコミュニティへワークショップ(4回、計37名)を開催し、生活者向けに開催した23年度と効果比較を行った。
上記と並行して、大阪・関西万博「TEAM EXPO2025」共創チャレンジプログラムへの参画や、学会発表を実施。

研究活動と成果

◯ワークショップ実装
  ワークショップ実施に加え、生活者向け開催(23年度)と企業・コミュニティ向け開催(24年度)の効果を比較検証。生活者向け、企業・
  コミュニティ向けどちらも類似した効果検証割合を示しており、様々な対象に効果的であることが明らかとなった。
◯社会実装
 ・「TEAM EXPO2025」共創チャレンジプログラムへの参画
    https://team.expo2025.or.jp/ja/challenge/C10120
◯学会発表
 ・ 実践方言研究会 2024年10月20日(日) 口頭発表(長谷川)
    https://sites.google.com/staff.miyakyo-u.ac.jp/jitsuhouken
    https://drive.google.com/file/d/1_K9hYN5ItYHhdiNXa4OZgQD72m7T2sO_/view
◯対外発信
 ・日経MJ リピートアフター大阪のおばちゃん 謎の講座で学ぶのは(2024年5月5日)
    https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC2354D0T20C24A4000000/
 ・@DIME 「大阪のおばちゃんことば」に学ぶ!方言ワークショップが密かに注目されている理由(2024年7月15日)
    https://dime.jp/genre/1809537/

今後の研究活動

今後は今回の検証結果を活かし、より幅広い対象向けの展開を検討し、実施対象先の課題や想定される声がけシーンを踏まえ、目的に合わせたより効果的なワークショップの実施を目指す。