中原　薫
森永　康平
後藤　歩
前田　陽子
本丸　生野
西中　潤
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日本エコミュージアム研究会2022年度研究大会（2022年7月23日発表）

タイトル：愛媛県今治市宮窪町におけるエコミュージアム化の取組ー愛媛県今治市村上海賊ミュージアムとNPO法人能島の里の例を中心にー

発表要旨：愛媛県今治市宮窪町（越智大島）に位置する今治市村上海賊ミュージアムは、令和3年に今治市教育委員会で策定された『史跡能島城址保存活用計画』の中核施設となる地域博物館である。現在無人島である能島の遺跡発掘や観光施設としての活用が計画実施されている。一方で、NPO法人能島の里はエコミュージアムを標榜する団体であり、漁港から出発する潮流体験や能島上陸ツアー、地元の名産品大島石の見学ツアーを担っている。昨年度フィールド調査した結果を報告するとともに、今後の宮窪町のエコミュージアム化への課題を検討した。

※エコミュージアム研究第28号2023年3月31日発行に掲載

研究活動と成果

⑴日本エコミュージアム研究会 ①2022年度研究大会発表（2022年7月23日） ②エコミュージアム研究第28号投稿（論文は掲載不可、報告を掲載） ③2022年度全国大会参加（山口県萩市：2022年11月19日～11月20日）

⑵日本アートマネジメント学会 ①2022年度関西部会研究会参加（2022年5月28日） ②2022年度全国大会研究会参加（2022年7月10日）

⑶令和4年度文化庁「大学における文化芸術推進事業」大阪大学大学院人文学研究科 「中之島に鼬を放つー大学博物館と共創するアート人材育成プログラム」 ①都市のアルケオロジー＜中之島乗船ツアー＞ガイド（2022年9月10日） ②都市のアルケオロジー＜極東退屈道場公演「中之島デリバティブ」＞（2022年10月7日） リサーチャー

今後の研究活動

⑴個人研究 修士研究「記憶資産とエコミュージアムに関する考察」で提示したプロトタイプである パーソナル・エコミュージアムに関する論文をエコミュージアム研究第29号に提出予定。

⑵共同研究 後藤　歩さん、前田　陽子さんが研究しておられる海民の人生体験ゲームの地域博物館の説明文を執筆予定。

⑶その他 ①日本エコミュージアム研究会研究大会での発表と全国大会参加 ②日本アートマネジメント学会関西部会、全国大会参加 ③令和5年度文化庁「大学における文化芸術推進事業」大阪大学大学院人文学研究科 「中之島に鼬を放つⅡー大学博物館と共創するアート人材育成プログラム」 ・極東退屈道場公演「中之島デリバティブⅡ」リサーチャー参加 ・中之島乗船ツアーガイド参加 ・人形浄瑠璃「ペドロ親方の人形芝居」上演準備参加