達成経験に伴う自己変容-KICKOVER-の学習デザインとその効果

  • 大学院研究員

濱田 織人
日下 怜
黃 郁璇
森 美保子
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本研究は、何らかの目標を達成した際の強い達成経験とそれに伴う自己変容までの一連の流れをKICKOVER効果と命名・定義し、そしてKICKOVER効果が実在する事の証明と、その効果の再現を目的として研究を行った。具体的には、KICKOVER効果の発現する環境として学習に着目し、まず、KICKOVER効果の発現の要素を調査により明らかにした。次に、KICKOVER効果を誘発するワークショップをデザインし、発現の要素の効果検証を行い、KICKOVER効果の再現を確認した。

研究活動と成果

日本教育工学会2022年秋季全国大会にて学会発表。経済産業省「未来の教室」実証事業として2022年度も採択、実証。角川武蔵野ミュージアムにて角川文化振興財団と実証を実施。来期以降も継続の意向。

今後の研究活動

その他の理論を組み込んだワークショップの作成と実践及びデータ収集によって、KICKOVERラーニングモデルの新規性を探る。