工業都市 群馬県太田市の文化資産利活用提案

  • 大学院研究員

鶴岡 優子
岩井 秀樹
板橋 嶺
栗原 正博
鶴岡 優子
真殿 修治
村井 裕一郎
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※関東都市学会2022年9月研究例会での発表概要

現代版風土記のススメ
―工業都市 群馬県太田市の文化資産利活用提案を例に―

太田市は自動車産業を中心に発展してきた工業都市である。産業構造の変化への対応、中心市街地の衰退、多様化社会の実現といった社会共通の課題を多数有している都市でもある。我々は太田市の社会課題を解決することを念頭に調査を実施した。そうした中で市固有の歴史的な文脈(時層)に着目し、保有している地域の力を特定した。それは「自助で興す力」である。この失いつつある地域の力を取り戻すため、地域にある文化資産の利活用を考察した。地域の文脈から特有の課題を見いだし、文化資産の利活用といった解決策を現代版風土記「太田風土記」として編集し公開した。本大会では「太田風土記」の取り組みを紹介し、都市における課題特定や研究の手法の一つとして、現代版風土記の活用を提案したい。

研究活動と成果

関東都市学会2022年9月研究例会での発表

今後の研究活動

関東都市学会への論文投稿